LEDを用いた街路灯の出荷数量が2020年までに年間1700万個を超える見込み - LEDのポータルサイト

LEDを用いた街路灯の出荷数量が2020年までに年間1700万個を超える見込み

2012.10.24
ダブルクォーテーション

報道関係者各位
プレスリリース

2012年10月23日
株式会社 グローバル インフォメーション

㈱グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Smart Street Lighting - LEDs, Communications Equipment, and Network Management Software for Public Outdoor Lighting: Market Analysis and Forecasts (スマート街路照明市場の分析・予測:屋外公共照明用LED・通信機器・ネットワーク管理ソフトウェア)」の販売を開始しました。

街路照明市場は劇的な変革の時期にあります。最近になって新しいタイプの電球が街路灯として使用できるようになっており、中でも注目すべきは発光ダイオード(LED)です。また中央監視制御を有するネットワーク化システムの出現により、さまざまな高度化自動管理と省電力化とが達成できるようになってきています。Pike Research社の新版市場調査レポートによれば、街路照明用LED電球の出荷数は、2012年には300万個以下でしたが、2020年には1700万個にまで増加すると予測されています。

「LED電球は標準的な街路灯より減光制御がうまくできます。また電子回路的にも制御系との統合が簡単です。 従ってLED電球の販売量の増加により、高機能化街路照明システムの採用に拍車がかかるでしょう。そのような照明システムは、都市、地域社会、高速道路ならびに公共の場所の照明のコントロール機能やエネルギー効率を新たなレベルにまで引き上げるでしょう。」上級リサーチ・アナリストのEric Woods氏はこのように述べています。

しかしながら今のところ、ほとんどの街路照明高度化プロジェクトは未だに試験段階にあり、大規模な設置を行っているのは今日までほんの一握りです。LED街路灯は現在のところ、同等品の高圧ナトリウム灯の約4倍のコストがかかり、財政運営が厳しい多くの地方自治体にとっては手が出せないものになっています。上記市場調査レポートによれば、ネットワーク化制御システムの導入は財政上ますます難しいものとなります。このような理由から、高度化システムは単に省エネルギーのためというよりも、維持管理費の削減や監視機能の改善、また公共的治安の強化を主目的として敷設されています。

同レポートは、公共的な屋外照明の5つの分野、すなわち高速道路、街路、駐車場、市民公園、およびスポーツ・スタジアムといった分野にわたって、世界市場における照明灯アップグレードならびにネットワーク化照明制御のビジネス機会を分析しています。また、需要促進要因、阻害要因、政策的要因、および成長を続ける街路照明制御市場に関連した技術的課題について総合的な評価を行っています。さらに業界の主要企業についての詳細な企業プロファイル、ならびに街路灯の種類別および地域別に見た、2020年までに至る世界市場の売上額と市場規模の予測とを提供しています。

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