シャープ 実装面積を大幅に省スペース化,フラッシュライト用LEDドライバを開発,発売 - LEDのポータルサイト

シャープ 実装面積を大幅に省スペース化,フラッシュライト用LEDドライバを開発,発売

2012.3.14
ダブルクォーテーション

シャープは,スマートフォンなどに搭載するフラッシュライト用LED向けに,周辺回路の実装面積を大幅に省スペース化できるLEDドライバ「PQ7L3020」を開発,発売する。

スマートフォンなどに搭載されるカメラは高画素化が進んでおり,現在では800万画素が主流となっている。高画素カメラで暗いシーンを撮影するには,高輝度なフラッシュライトが必要であり,これを制御するLEDドライバのニーズが高まっている。

同社は,長年培った回路技術により,業界で初めて発振周波数を6MHzに高めた,1.5A出力の高輝度フラッシュライト用LEDドライバを開発した。高い発振周波数で駆動することにより,従来の2MHzで駆動する場合に比べて,コイルなどの周辺部品の小型化が可能。本ドライバと周辺回路を含めた実装面積を約50%と大幅な省スペース化を実現し,搭載機器の小型化やデザイン性の向上に貢献する。

また,2チャンネル出力にも対応しており,2個のLEDを搭載するフラッシュライトの制御も可能。

同製品のサンプル出荷時期は2012年3月30日で,サンプル価格は75円。量産時期は2012年4月26日となっている。

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