凸版印刷、使用電力の抑制にむけ本格的な取り組みを開始 - LEDのポータルサイト

凸版印刷、使用電力の抑制にむけ本格的な取り組みを開始

2011.6.30
ダブルクォーテーション

凸版印刷、電力需要抑制にむけた取り組み

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、地球温暖化防止のためさまざまな省エネの取り組みを展開していますが、今般、今夏の電力需要抑制に向け更なる取り組みを本格的にスタートします。これにより凸版印刷では、政府が設定した使用制限値としている15%を上回る使用最大電力の抑制を実現します。
今後も凸版印刷は、地球環境の保全に配慮した企業活動を通じて持続可能な社会の実現に努めます。

【主な取り組み】
対象管内の工場や営業拠点で、不要照明の消灯やLED照明への切り替え、空調温度の28度設定、「緑のカーテン」など、節電の取り組みを徹底するとともに、以下の施策を実施します。

1.各営業・研究拠点での取り組み
1)遮熱フィルムの設置
自社の営業拠点で窓に遮熱フィルム「ウィンドウフィルム」(販売:トッパンコスモ)を導入します。
すでに秋葉原・本社など3拠点への設置を進め、全ての対象管内の自社・営業拠点へ導入します。
これにより空調負荷の低減により約10%の電力を削減します。
2)LEDスタンドの導入
フロア全体の照明消灯を進めるなかで、デスク周辺の照明として事務部門へ約200台のLEDスタンドを導入。
これにより導入フロアの照明電力を約10%削減します。
3)緑のカーテン
つる性植物(ゴーヤや朝顔など)を日射のある窓の外側に這わせて、カーテンとして活用、室温の上昇を抑えます。
凸版印刷では全国の工場・営業拠点で展開し、2010年度には全国27箇所で実施。
2011年度は、実施範囲を広げて効果アップを図ります。

2.各工場・物流拠点での取り組み
1)生産シフトによる施策
各工場の一部ラインで他地域への生産移管や、勤務シフトによる休日・夜間の稼動増強など生産への影響を最小限に抑え、
使用電力のピークカットに効果的な取り組みを進めます。
2)工場建屋への遮熱塗料の施工
各生産拠点の建屋に遮熱塗料を施工、空調負荷の低減を図ります。
幸手工場で実施し、施工したゾーンで約15%の電力削減を見込んでいます。
今後は、各工場へ順次施工を拡大する予定です。
3)出版・商業印刷物の生産5工場での社内輪番生産体制の構築
対象となる工場で平日に主要設備(印刷機、製本機など)の輪番停止を行います。
各工場の生産計画にあわせた効率的な運用により納期などお客さまからの要求に対応します。
輪番停止による削減効果は昨年の使用電力の約7%となります。
・対象 :板橋工場、坂戸工場、川口工場など5工場
・従業員数 :約500人(就業日時変更)

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