京セラエルコ 環境負荷の低減に貢献する業界最低背の,LED照明・LEDバックライト用コネクタ「9608/9609」シリーズを開発 - LEDのポータルサイト

京セラエルコ 環境負荷の低減に貢献する業界最低背の,LED照明・LEDバックライト用コネクタ「9608/9609」シリーズを開発

2011.1.26
ダブルクォーテーション

京セラエルコは,LED照明やLEDバックライト用のコネクタとして,業界最低背となる「9608シリーズ」「9609シリーズ」を開発し,1月25日よりサンプル出荷を開始する。

今回の新製品は,今後さらに需要が伸びると期待されているLED照明,LEDバックライト用に開発した業界最低背のコネクタ。LED付近で使用するタイプは,配光の妨げにならないよう配慮した設計で,嵌合時の高さが業界最低背である1.4mmを実現した。

「9608 シリーズ」は,「JOINT(中継)タイプ」,「JUMPER(短絡)タイプ」,「Wire to Boardタイプ」の3種のバリエーションを用意。基板に実装するプラグコネクタは,通常,それぞれのタイプで形状が異なるところ,同社独自の技術で全タイプ共通で使用することができるプラグコネクタを開発した。

これにより基板実装工程において高い作業効率を実現する。しかもリセプタクルコネクタとの嵌合は,それぞれのタイプの作業性に適した嵌合方向を設定した。3種のコネクタをトータルパーケージとして提案することで,コスト面でも貢献する。
「9609 シリーズ」は,LED照明器具の軽量化に寄与するため,スリム化された基板でも搭載可能な省スペースタイプのコネクタ。「JOINT(中継)タイプ」と, 「Wire to Board タイプ」の2種があり,同シリーズも9608シリーズ同様,基板に実装するコネクタ(リセプタクルコネクタ)は,2タイプ共通で使用可能で,基板実装工程で高い作業効率を実現する。

さらに,両シリーズの「JOINT(中継)タイプ」のコネクタは,基板接続時の位置ズレを吸収する「フローティング構造」を採用しており,接触信頼性も向上した。

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