フィリップス~LEDランプを衣料店舗に大量導入、消費電力は約54%減 - LEDのポータルサイト

フィリップス~LEDランプを衣料店舗に大量導入、消費電力は約54%減

2010.9.28
ダブルクォーテーション

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、本日、ファッションセレクトショップ「SHIPS大宮店」の照明に、9月1日に新発売のフィリップスのLEDランプ「MASTER LEDspot LV MR16(マスターLEDスポットLV エムアール16、以下マスターLEDスポット)」が採用されたことを発表しました。



「SHIPS大宮店」では、商品の訴求力を高めるのに欠かせない質の良い照明空間を大切にしていて、今回ランプの交換時期が近づいてきたことをきっかけに、より効果的な省エネルギー効果が見込め、商品を魅力的に演出する照明プランへのリニューアルを希望していました。そして、2Fレディースフロアのダウンライト184灯のうち、105灯のランプをフィリップスのLEDランプに交換しました。これまで50Wのダイクロハロゲンランプが使用されていたところを7WのマスターLEDスポットに置き換えたもので、これにより、2Fフロアの照明に使用される消費電力を約54%削減することができる試算*1です。さらに、LEDの光は商品の色褪せやダメージの原因となる紫外線や熱線をほとんど含まないため、夏場の冷房にかかる空調費も抑えられることが見込まれ、省エネ効果が期待されています。
フィリップスのマスターLEDスポットは、独自の放熱制御技術の採用によりφ50mmのダイクロハロゲンランプ*2と同等のコンパクト性を実現しており、ランプ形状とソケット、必要電力仕様が同等なため、店舗で既に使用されている照明器具にそのまま付け替えることができました。



「SHIPS大宮店」の照明リニューアルに携わったライティングデザイナー藤井 昌男氏(株式会社エフ・ディー・エス)は、次のように述べています。「フィリップスのマスターLEDスポットはランプ交換だけで照明器具ごと交換する必要がないので、SHIPS様に提案しやすい製品でした。今回のリニューアルでは、以前50Wのダイクロハロゲンがついていたところを35W相当のマスター LEDスポットで置き換えています。ランプ単体でみると暗さの懸念もありましたが、もともと天井の高いところやベース照明の一部にはHIDランプ*3(放電灯)の照明器具を使っていたので、トータル的には明るさのバランスを十分にとることができました。マスターLEDスポットはわずか7Wという低消費電力のランプなので、省エネ効果も確実に確保しています。近年、省エネ化を目的にLEDの導入がもてはやされますが、空間のメリハリや商品を美しく見せるという店舗照明プランの本質を考慮し、HIDなど他の光源と組み合わせてLEDを上手く使っていくことも大切です」。



*1 本試算値にはダウンライト以外の他の照明器具(什器内棚下灯など)は含んでいません。試算値はランプ電力ベースの数値です
*2 JR12Vダイクロハロゲンランプ
*3 フィリップスのHIDランプ「マスターカラーCDM」「マスターカラーCDMエリート」が採用されています



株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン代表取締役社長 ダニー・リスバーグは「この度、「SHIPS大宮店」様に弊社のマスターLEDスポットが採用されたことをとても嬉しく思います。今後、フィリップスの LEDランプ、マスターLEDスポットが、より多くの店舗で採用され、照明環境の向上と同時に、省エネ・環境配慮に貢献していくことを期待しています」。と述べています。




導入店舗概要 「SHIPS大宮店」
所在地:埼玉県さいたま市大宮区錦町630番地 ルミネ大宮2-175 (ルミネ2内、1-2F)
照明デザイン:株式会社エフ・ディー・エス
フィリップスでは、マスターLEDスポットのようなランプを“レトロフィット・ランプ”と呼んでいます。“レトロフィット”とは、照明器具を交換せずとも中に使われているランプだけを交換して、エネルギー効率の高いLEDなどの省エネランプに置き換えよう、というコンセプトです。LEDの省エネ性と長寿命性からランニングコストを低減し、レトロフィットにより器具交換工事の費用も削減できる、ユーザー様へのメリットが多いランプであり、このランプが環境配慮に役立つとともに、ユーザー様にも喜ばれ受け入れられる製品であることを期待しています。

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